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大阪と塩の関係

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大阪と塩の関係
温暖な気候で、穏やかな湾を持つ大阪は、昔から製塩が行われてきた場所。大阪湾岸地域では、古墳時代初期の製塩土器や遺構等が見つかっている。水上交通の要地で、近世には“天下の台所”と呼ばれ、全国各地から米や産物が集まるようになった。塩に関しても、運び込まれた塩を全国各地に送る集積地・商業地としての役割が強くなっていった。

名産品
〈塩昆布〉
 江戸時代頃から大阪で人気の昆布の加工品。夏の高温多湿の時期に熟成させ、昆布の旨みを十分に引き出してから、昆布を小さく切り、醤油や酒などで炊き上げて作られる。大阪の家庭料理として普及してきた。

塩昆布

〈船場汁〉
 塩サバなどの魚類と大根などの野菜を煮込んで作る具沢山の汁で、“せんばじる”と読む。大阪の問屋街である船場で生まれたと伝えられている。別名、船場煮やでっち汁ともいわれる。

船場汁

インタビュー : 公益財団法人 塩事業センター