
寺田農園の寺田さん
●料理の味を邪魔せず引き立てる愛されハーブ
ローズマリーやチャービルなど6種類のハーブを水耕栽培している寺田さん。土での栽培に比べ、味、香り、色ともにやわらかい。シェフやパティシエなどプロからの人気も高い。
●水耕栽培で育てる難しさとは?
ハウスの中で徹底した温度管理のもと行う水耕栽培でも、天気に左右されてしまうのは露地栽培と同じ。思うように収穫出来ないことも多々あるという。天気とにらめっこで早朝から夜遅くまでひとりでハウスにいることが多い寺田さんにとって消費者の声が聞けるマルシェは楽しい時間なのだとか。
▲きれいな水の中には真っ白な根っこが元気に伸びている。水耕栽培は泥跳ねがなくハーブが汚れにくい
▲突然のシェフからの注文にもすぐに対応する
●寺田さんのバジルで作るジェノベーゼソース
ジェノベーゼソースはその名の通りジェノバ発祥のソース。現地では“ペースト”と呼ばれる。寺田さんの色鮮やかなバジルで、爽やかなイタリアの香りを愉しもう。
●イタリア料理のプロから学ぶ! シェフのワンポイント – Italian Bar PIENO festa 大森シェフ
バジルの葉を一瞬熱湯にくぐらせ直ぐに冷水でしめてからソースにするとより色鮮やかに