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宮城流せりの食べ方 地元で愛されるせり鍋

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9月から3月にかけて根のついた「根せり」が収穫され、厳寒期は特に根がおいしくなる。地元で太鼓判をおされる、せりの根を味わい尽くすのにもってこいな食べ方、せり鍋。今からの季節にぴったりな宮城流せりの愛され方を紹介。

●せり鍋の作り方 (材料 ※4人分)

〈食材〉
・せり2把
・鶏もも肉1枚
・ごぼう適量
・豆腐1丁
・きのこ(舞茸等)適量
・長ネギ1本
・他、お好みで練り物や人参等の野菜をいれても

〈調味料〉
・鶏がらスープ 180cc
・かつおだし 540cc
・みりん 36cc
・酒 20cc
・うすくち醤油 45cc

〈作り方〉
STEP1 根がないとおいしくないといわれるせり鍋。長く育った根がついたせりを根から茎、葉の部分までざくざくと5cm幅くらいに切る。鶏肉はひと口大、ごぼうはささがき、豆腐は5cmの角切り、長ネギは斜め切りに。
STEP2 鶏がらでだしをとり(既製品の鶏がらスープでも可)、そこに酒、みりん、うすくち醤油で味付けして一度煮立てる。
STEP3 煮立ったらせりと豆腐以外をいれ、火が通るまで煮る。
STEP4 鶏肉に火が通れば、豆腐とせりの根の部分を加えて更に少し煮る。
STEP5 豆腐が熱くなったくらいで、せりの葉と茎の部分をたっぷり投入し、火を止めて蓋をして数分すれば、せりのしゃきしゃきした食感と独特の風味を贅沢に味わえるせり鍋の完成!
STEP6 残った鍋の汁にご飯を入れて雑炊にすると二度愉しめる(卵をいれても)。

取材協力:内閣府認定公益社団法人全日本司厨士協会/KKR HOTEL SENDAI 総料理長  鹿野佐一さん