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How to BBQ?

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How to BBQ?Various cooking methods.

バーベキューと一言でいっても様々な調理法がある。
日本バーベキュー協会が教えてくれた5つの焼き方を紹介する。

 

●直火焼き(グリル)
グリルとは食材を網の上に直接置いて焼く“直火焼き”のこと。バーンストライプ、グリルマークなどといわれる網の焼き目に食欲がかき立てられる。厚みのある肉は中まで火を通しづらいという難点があるため、薄い肉や野菜を調理するのに適している。豪快な炎に焼き上げられた食材の香ばしさが、旨みをアップしてくれる。

●間接焼き(インダイレクト)
間接焼きとは直接食材を火に当てない焼き方。インダイレクトとも呼ばれ、バーベキューで最も使われる調理法といえるだろう。焦げやすいロースの塊や、中まで火の通りにくいスペアリブなどを焼くのに適している。グリル器の真ん中に炭がないエリアを作り、網の上に置いたアルミ容器の中で肉を焼く。蓋を閉めれば均一に加熱でき、やわらかくジューシーに焼き上がる。

●スモーク(燻製)
スモークとはスモークチップ(木材片)を燃やし、そこから上がる大量の煙で低温調理する焼き方。1時間ほど水に浸したスモークチップをグリル器の炭火にふりかけ、蓋を閉めて蒸し焼きにする。チップは桜やりんごなどの木がおすすめで、焼き付いたフレーバーがさらに食欲をかき立てる。そのほか、スモークしたオリーブオイルや醤油を使ってチャーハンなどを作ってみてはどうだろう。ゲストが驚き、喜ぶ顔が想像できる。

●ロースト
バーベキューにおけるローストとは、いわゆる“炙り焼き”のこと。ロティスリー(回転する焼き串付きの炙焼き用器具)で大きな肉を転がしながら焼く様は、バーベキューのエンターテインメント性を極めるにふさわしい調理法。チキンや豚の丸焼き、ローストビーフなどでよく使われている。カリッと焼き上げられた表面と、中に閉じ込められたジューシーさ。そのコンビネーションに舌鼓を打ちたい。

●遠火焼き
食材を火から遠く離して(数10センチ~1メートル以上)じっくり時間をかけて焼く遠火焼き。食材の熱を高めて中までじっくり火を通すため、丸2日かけて牛を焼き上げたりすることもあるそう。ヨーロッパ人がカリブ海でバルバコアと出会った時の焼き方に近く、これぞバーベキューの原始的な調理法といえるかもしれない。アユやイワナなどの川魚を焼く時に使う手法といえば、私たち日本人には一番わかりやすいだろう。