とみつ金時
●日本海と北潟湖に挟まれた丘陵地で育つさつまいも
福井県外にほとんど出回らないというとみつ金時は、やや赤土を含んだ砂地のしっとりした土壌で栽培されている。ミネラルを含んだ海風が、甘みだけでなく、旨みと食感にも優れた富津地区ならではの味わいを生み出しているという。おいしさの秘密はキュアリング貯蔵。徹底した温湿度管理で、さつまいもに最適な水分量を含ませているのだ。それによって、しっとりほくほくした味わいが愉しめる。
取材協力:福井県あわら市北潟/株式会社フィールドワークス/吉村智和さん