小山裕久氏 ライブクッキング・イベントレポート
10月19日の15時からは食材との付き合い方をmekikiする、「日本料理 大坂ばさら」の小山裕久氏が登場。長野県のていざなすを使って、ご家庭でも簡単にできるオリジナルサラダを披露。Anecan専属モデル高垣麗子さんのmekikiトークもイベントに華を咲かせた。
●HOW TO COOK
【メニュー】ていざなすのあつひやサラダ
【作り方】●ていざなすの皮をむいて、2 センチのサイコロに切り分ける。 ●ベビーリーフ等のはいったリーフサラダを用意しておき、 間にすこし、みょうがの刻んだものとクレソンの葉を千切ってよく混ぜる。●ていざなすを素揚げし、濃口醬油にすだちを落としたものを用意して、 揚げたたてのていざなすをサラダの中に油切りをせず、揚げ鍋から直接入れる。●サラダと混ぜ合わせたところで上からすだち醤油を少しかける。
●小山裕久氏×高垣麗子さんトーク
食に関する目利き力をあげる、というUmekikiの取り組みと絡めながらトークを進めたふたり。「必ずしも食材は旬のときが良いというわけではありません。食材には、“はしり・旬・まもり”というものがあり、旬ではなくてもその時々に合わせておいしい料理に仕上げることができます」と、食材との付き合い方を語った小山氏。高垣さんは「生産者の方から直接食材の特徴や、おいしい調理法を聞けるマルシェが好きです。あとで、Umekikiのマルシェを見て回ります」と語り、トーク終了後、実際に各都道府県が出展したマルシェを訪れ、生産者さんと食材トークで盛り上がった。
●聞き逃せないプロのひと言
・揚げたていざなすからほどよい油がにじみ出て、ドレッシングのサラダオイル代わりになる。余計な味付けをせず、すだちの酸味と醤油のみの味付けだけで大丈夫。
・ていざなすの中身をくり抜いて、サラダボートにすればおもてなしにふさしい一品に。
・素材と調理法は同じで、風味と香りを変えるだけで全く違う料理ができる。料理人が、まるで魔法使いのようだと呼ばれる由縁。