三重県の出店ブースは、「Umekiki秋のおいしい食祭」でフューチャーされた珍しい名前の「真菰(まこも)」やごつごつした形状の「伊勢いも」などがラインナップ。調理していない生の真菰をスライスにして試食することができ、その珍しい食感に試食した人は驚きの声を上げていた。他にも、新姫や玉瀧米など、多くのオリジナリティ溢れる食材が紹介された。また、極早生温州みかんの詰め放題500円で販売され、好評を得ていた。
●三重県食材ひとくち目利き
・真菰
真菰は、イネ科真菰属の多年草で別名「ハナガツミ」という。根元に出来る肥大した茎の部分が真菰茸。東アジアや東南アジアに広く分布している。関東エリアでは、中華で使われる高級食材として重宝されているそう。
・伊勢いも
見た目はゴツゴツとしているが、すりおろすと真っ白で粘りが強い。灰汁が少なくコクがある。時間がたっても変色しにくい性質から、高級な和菓子や料亭などで重宝されることが多く、店頭に並ぶことは少ない。
・極早生温州みかん
9月～10月が旬。果皮に青みが残っていて、果肉がジューシーで酸味がやや強めなのが特徴。甘酸っぱい味が好きな人におすすめ。
・他の地元食材
新姫、玉瀧米など