笹島シェフのかぼちゃ×ヴァニラエッセンス
●作り方のmekiki point
収穫時はでんぷんが多く、時間とともに熟成して糖分に変わり甘みが増すかぼちゃ。秋の代表的な旬の食材のひとつであるかぼちゃをお洒落な一皿へと生まれ変わらせるのは、イタリアンシェフ笹島保弘氏。かぼちゃは、皮のところに栄養と旨味がたっぷりつまっているので皮をつけたまま調理するのがいいという。かぼちゃの甘味をより引き出す秘訣は、数滴のヴァニラエッセンス。ほんのひと手間でとっておきの日に作りたくなる一皿にかえてしまう、おいしいかぼちゃ料理の作り方をご覧あれ。
●3STEPレシピ
STEP1 5〜6cm角の角切りにしたかぼちゃを面取り。そうすることで煮崩れしにくくなる。
STEP2 無塩バターを溶かした鍋にかぼちゃが半分浸るくらい水をいれ蒸し煮に。甘みを足したい時は少しのグラニュー糖を。
STEP3 火が通れば取り出し、煮汁に数滴ヴァニラエッセンスを加え煮詰める。それをかぼちゃにかけて完成。一晩おくとさらにおいしく。
●イタリア料理 code kurkku + IL GHIOTTONE 笹島保弘氏
‘京都発信’イタリアンを目指し、オーナーシェフとしてイル ギオットーネを開店。本店は、京野菜などを使った斬新なイタリアンで、常に予約が取れないほど。グランフロント大阪 北館 1階にあるお店では、緑豊かなロケーションで全国各地から届く旬食材を堪能できる。