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漆はいきもの?育てながら共に生きる、ものとの付き合い方

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●漆は生きもの。毎日使ってその成長を愉しみたい
漆の魅力を「ジーパンみたいなもんです」と話すのは、漆器の一大産地である鯖江市河和田の漆芸家、土直漆器の土田直東さん。使っているうちに変化するのが漆のおもしろさだという。塗りたての黒っぽい赤色が、次第に鮮やかな朱になり、美しい木目が表れてくるなど、漆が魅せる豊かな表情は、天然素材だからこそなせる技だ。土直漆器は、そんな漆をもっと身近に感じてほしいと、タンブラーやスマホケースなど斬新な商品開発にも力を入れる。また越前漆器は地域で分業してつくるのが慣例だが、素地づくり以外の全工程を社内で行う体制にチェンジ。ベテランの技術と若手の発想を合わせることで、時代にあった商品を生み出している。漆器は、割れることもあるため、塗り直して新品同様に直すという。生まれた時から使いはじめ、漆器に人生を刻み、ともに生きてみるのもおもしろい。
越前漆器
▲越前漆器のはじまりは、今から1500年前。古墳時代の末頃とされる下地塗り
▲初の下地塗りは一級技能士の資格を持つベテランが担当。出来の良し悪しを左右する大事な工程だ土田直東さん
▲13年前に父の後を追って漆の世界に入った土田直東さん。それまではHMVジャパンに勤務、渋谷店でバイヤーをしていたそう。そこで磨かれた流行をとらえる感性が、いま伝統工芸の世界に新たな風を吹き込んでいる

〈福井県鯖江市片山町 / 株式会社 土直漆器 / 土田 直東さん〉

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