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宮崎県の完熟きんかん「たまたま」

● What is 完熟きんかん「たまたま」?
きんかんの出荷量は全国一位。その中から生まれた完熟きんかん「たまたま」は、新しい宮崎ブランドとして全国に展開される。

●選び方のmekiki point
開花から収穫まで樹上で210日以上もの間熟成させることで、大地の恵みをしっかりと吸い上げて高糖度のきんかんに。完熟マンゴー同じくらいだという、糖度16度以上、そして大きさが直径2.8cm以上のものだけが「たまたま」の称号を許される。おすすめの食べ方は、生のまま皮をむかずにそのまま丸かじりすること。弾力のある皮を歯で押し進めていくと、その瞬間を待っていたかのように果汁が溢れ出し、口の中にはたっぷりの甘みと皮のほろ苦さが絡み合い、官能的なおいしさに。県民みんなで「たまたま」の解禁を祝う「きんかんヌーボー」といった催しがあるほど愛されるフルーツだ。

●生産者の三輪さんに聞いたおいしい理由
■土から「おいしい」を吸い上げる
毎年近くの山から落ち葉を取ってきてハウスの中に敷き詰めている。雑木やくぬぎをひきながら12年もの間落ち葉を継ぎ足し、自然界に近い状態の健全でふかふかした土壌を作り上げている。養分もたっぷり。
■水から「おいしい」を吸い上げる
「たまたま」が育つビニールハウスのすぐ下には、鮎が育つほど清廉な川が流れている。そこから水を引き入れ、根の部分にパイプを。おいしい水をたっぷり吸った「たまたま」はジューシーさの中に旨味が詰まる。

 
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