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シェフの教室-料理の基本を学ぶ、魚味噌を味わうお味噌汁教室-

2019.2.11(月・祝) 15:30〜17:00

シェフの教室-料理の基本を学ぶ、魚味噌を味わうお味噌汁教室-

Mekiki Point

一説では、「あごが外れるほどおいしい」ことからこの呼び名になったとも言われている、あご。あご出汁のおいしい理由は、うま味成分が多いからだといわれている。そんなあご出汁をはじめ、おいしい食材を生んだ長崎食材のうま味を深掘り、多様な長崎食材を使用し、長崎発祥の栄養満点の「長崎そっぷ」や「具雑煮」や「ヒカド」をヒントに、和洋中問わない様々なジャンルのシェフが「長崎食材を使ったうま味たっぷりのスープ」を考案!冬の寒い時期にからだをぽかぽか温めるスープを味わおう!

Event Report

●「シェフの教室-出汁を目利き 料理の基本を学ぶ、魚味噌を味わうお味噌汁教室」をレポート!P

グランフロント大阪 南館 7階にある「炉端・海鮮料理 博多漁家 磯貝」。こちらは、博多の超人気店「磯貝」の関西初の店舗。とにかく魚がおいしいことがウリで、その日に獲れた鮮魚の種類や状態を見極めた上で、最もおいしくというこだわりのメニューを提供してくれる。

今回、「長崎のあご出汁を愉しむ、うま味たっぷりスープフェア」に合わせて、磯貝の白原忠司料理長が出汁を目利きする料理教室を開催。和食の基本である、一番出汁、二番出汁と、長崎で親しまれれるあご出汁についてレクチャーしてくれた。白原料理長は、実際に長崎を訪れ感じたことを踏まえ、自身初めての料理教室に力を込めた。写真
▲磯貝白原料理長。鰹節は強く握るとえぐみが出てしまうので、ふんわり持って入れるのがポイントだそう。

ホテルの懐石料理で修業経験を持つ白原料理長。料理教室は初めてということで、緊張した面持ち。まずは、ウエルカムドリンクならぬウエルカム出汁のふるまいで、参加者にほっとしてもらうところからスタート。「料理は愛情だと思う」と白原料理長。誰かのために作ってもいいし、自分へのご褒美でもいいんじゃないかと持論をのべ、会場の空気もなごんでいく。
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▲参加者のために入念に準備を重ねてくれた白原料理長のメモ
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▲熱心に聞き入る参加者のみなさん

・出汁本来の味を大事にしたい「一番出汁」
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和食の基本である「一番出汁」。昆布と鰹節で最初にとる出汁のことで、出汁本来の味を愉しむことができる料理に向いているそう。今回は、昆布を30分ほど水に浸けてから火にかけたが、半日ほど浸けておいてもいいとのこと。また、沸騰する前に火を止めるのが大切で、沸かしすぎてしまうと、磯臭さがでてしまう。「少しでもいい香りが残るように気をつけます」と、白原料理長。

HOW TO COOK!
1. 昆布を水に30分ほど浸け、火にかける。
2. 沸騰する直前に昆布を取り出し、沸騰したら火を止める。
3. 1〜2分置いたら鰹節を入れ、半分の高さ位にしずんできたら(3〜5分)、漉す。
おすすめの料理は、お吸い物などの汁物、茶碗蒸し、土瓶蒸し

・染み込んだ出汁の味を愉しみたい「二番出汁」写真写真
家庭料理でも重宝される「二番出汁」。昆布と鰹節をコトコト煮込んでとる出汁のことで、染み込んだ出汁の味を愉しみたい料理に向いているそう。うま味成分のグルタミン酸を含む昆布とイノシン酸を含む鰹節。そのふたつを弱火にかけてじっくりとうま味を引き出し、相乗効果でかけあわさるうま味の味わいを愉しむ。「最後に漉すときは、もったいないので、最後の一滴までしぼりだしたくなりますが、少し水滴が残るくらいの方がおいしくなります」と、白原料理長。

HOW TO COOK!
1. 一番出汁と同様、昆布を水に30分ほど浸け、火にかける。
2. 火を弱め、鰹節をいれてコトコト水面が跳ねないように15分ほど煮込む。
3. 火を止めて、漉す。
おすすめの料理は、味噌汁、煮物、鍋物

・うま味が強い「あご出汁」
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鰹出汁よりもうま味が強いといわれる「あご出汁」。「あご」とは、トビウオのこと。トビウオは、海面よりも上へ高く飛ぶことから、運動量が多く、他の魚に比べると脂肪分が少ない魚。脂肪分が少ないと、青臭さや臭みが少なく、より料理とも相性がよくなるそう。

HOW TO COOK!
1. 頭を取って半身に割いて、半日浸ける。
2. そのままでも使えるが、火にかけ、沸騰する前に火を止める。
3. あごを取り出す。
おすすめの料理は、うどん、おでん、ラーメンなど食材と一緒に食べる汁物料理
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▲「おいしい」と、出汁本来の味に感動!

・試食タイム
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今回、試食で提供されたのは、「麦の合わせ味噌汁、鯛出汁の炊き込みご飯、ごまさばの刺身、生姜の漬物」。他にも、参加者自身が自分たちで取った出汁には、長崎の「長田食品」で作られている魚味噌を入れた味噌汁を味わった。

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▲磯貝で使っているという麦の合わせ味噌。写真
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▲笑顔で準備をすすめてくれた磯貝のスタッフさん。

出汁の香りに包まれた今回の教室。「家でとる出汁と全然違う」「出汁だけなのに、ゆずがはいっているかのように香りがいい」「お味噌汁がおいしい」など、参加者から感想が聞こえてきた。意外にも、家で出汁をとることは少ないという意見も多かったが、今回の教室をきっかけに家でも出汁をとってみようという気持ちが湧いたのではないだろうか。白原料理長の料理に対する真剣な姿勢を感じながら、出汁のうま味をじっくりと味わう、豊かな時間となった。

 

Contents

こちらイベントは、ご好評につき定員に達しましたため、
これ以降のご応募は、
キャンセル待ちのご連絡となります。
たくさんのご応募ありがとうございました。

●What is「シェフの教室-出汁を目利き 料理の基本を学ぶ、魚味噌を味わうお味噌汁教室」?
日本の食の醍醐味ともいえるお味噌汁をテーマにシェフの教室を開催! 炉端・海鮮料理 博多漁家 磯貝の白原忠司料理長から基本の出汁の取り方をはじめ、様々な種類の魚味噌とのコラボ、そしてうま味を引き立てる食材のマリアージュを学ぶ。
今回、長崎へ視察に訪れた白原料理長が、現地でおいしいと絶賛していた長田食品の「魚味噌」(※大豆を使用せずつくった魚の粉末を発酵させてつくった味噌)でおいしいお味噌汁を作る料理教室。

●開催場所:グランフロント大阪 北館5階 キッチン付きスタジオ C tarrace (アクセスはこちら)
●開催店舗:炉端・海鮮料理 博多漁家 磯貝(南館7階)
●参加費:大人2,500円/小学生以下1,000円/幼児無料(税込/実食・お土産付)

●持ち物:筆記用具、エプロン
●定員:20〜25名  ※先着順となります

炉端・海鮮料理 博多漁家 磯貝とは? グランフロント大阪 南館 7F
博多の超人気店「磯貝」の関西初店舗。その日のうちに穫られた新鮮な魚を種類や状態に合わせて、もっともおいしい調理法で提供してくれる。とにかく魚が旨い店。
 


※イベントのご参加にあたり、以下の注意事項をお読みいただき、同意の上ご応募ください。
■イベント参加の流れ
・イベントフォームへ記入いただき、イベント参加の応募をしてください。
・Umekiki運営事務局より、メールにてイベント参加確定のご案内をいたします。
・イベント参加者の決定は先着順とし、募集人数が集まり次第応募を締め切らせていただきます。
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■キャンセル待ちについて
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 その場合、メールにてキャンセル待ちのご案内をいたします。

■個人情報の取り扱いについて
・ご入力いただきましたお客さま情報については、本イベント実施のためのみに利用させていただきます。
・前項利用目的の範囲に限って、個人情報を外部に委託することがあります。
 この場合、個人情報の適正管理・機密保持について、委託先に適正な管理を実施させます。
・その他、個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシー(https://umekiki.jp/privacy/)をご確認ください。

Date 2019.2.11(月・祝) 15:30〜17:00
Price 大人2,500円/小学生以下1,000円/幼児無料(税込/実食・お土産付)
Place グランフロント大阪 北館5階 キッチン付きレンタルスタジオ C-terrace

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