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諫美豚

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長崎県南東部、有明海に面する諫早平野にて、養豚と水田を営む土井農場の土井賢一郎さんを訪ねた。昔ながらの資源循環型農業を復元し、安心安全な農産物を届けたいと挑戦を続けている土井さんが、手塩にかけて育てている「諫美豚(かんびとん)」とは?

●特Aランクのお米で育てた、すこやか豚
豚舎に入ると、のんびり顔で昼寝をしたり遊んだり、気ままに過ごす元気な豚たち。彼らの食事は、とっても贅沢だ。なんと5年連続特Aランク取得の『にこまる』という品種のお米と、大豆『フクユタカ』。いずれも土井さん自ら栽培・収穫したものだ。

●肉の特徴は、澄んだ甘みと柔らかさ
諫美豚をしゃぶしゃぶにして塩だけで食べてみると、まず脂身の澄んだ甘さ、肉の柔らかさに驚く。臭みは全くなく、飽きがこない。このおいしさの秘密は、肉の味を左右するオレイン酸の割合が、お米を餌にすることによって増えるからだという。肉質は餌で決まるのだ。

堆肥は米作りの肥料になり、脱穀後の稲藁は豚のベッドに。
▲堆肥は米作りの肥料になり、脱穀後の稲藁は豚のベッドに。

ふかふかのベットのうえで過ごす豚の気持ち良さそうな顔が印象的だった。
▲ふかふかのベットのうえで過ごす豚の気持ち良さそうな顔が印象的だった。

松本料理長
▲松本料理長:刺身でも食べられそうなくらいおいしい。シンプルな調理法でいただきたいですね。